小笠原からやってきた小田原の新名物 お土産としても大人気!
『ギョサン』・『ぎょさん』・『漁サン』とは!?

ギョサンの歴史
小笠原自然文化研究所 発行の「i-bo (アイボ)」より抜粋

 小笠原自然文化研究所の事務局長 鈴木創様は小笠原の古老に履物の歴史を探るべく聞き取り調査したところ、米軍の統治時代はビーチサンダルが主流だった。入荷販売していた瀬堀五郎平さんにちなんでゴロヘイゾーリと呼ばれていた。   小笠原が日本に返還された1968年直後の生協時代になってから、磯で滑りにくい合成樹脂製の履物売られるようになった。漁師の間で評判になり普及。70年代半ばに「漁業従事者用サンダル」に。一般住民が使い始めたこの頃にその名もギョサンと略された可能性があるようだ。

 当時の島の道は鋪装されていなくサンゴダストだった、雨が降ってぬかるみを歩き汚れても丸洗いできし.すぐに乾く、鼻緒が抜けにくい、といった点が浸透の原因となった。 

 90年代半ばには磯で滑らず丈夫な、通称「ギョサン」として島民の「普段履き」になった。色も形もお洒落に変化しダイバーなどの観光リピーターの間でも実用性が認知されマニアックな小笠原アイテムの一つとなりつつあった。そして1990年代半ば、母島の漁協が特注のシロギョサンを入荷し人気を呼んだのだ。シロギョサンは女性への関心も引きつけ、やがていろいろなカラーが特注販売され観光客にも人帰を呼び、小笠原土産としても人気を集めるようになった。2000年6月に「アド街ック天国」で紹介されて以来、数々のメディアに登場した。こうして本土の他の地域にも普及していった。

上記の抜粋は小笠原自然文化研究所の事務局長 鈴木創様の御協力を得て掲載させて頂きました。
(無断使用は厳禁とさせて頂きます)

 小笠原自然文化研究所は民間の非営利活動組織で、会費・寄付・研究委託費などの自主財源で運営されています。
小笠原諸島の独特な自然や歴史・文化の情報を集め、発信すること、また調査研究を行うことでこれらの保全と持続的利用に寄与すること、そして集めた情報を元に小笠原に博物館を設立するための準備を行うことです。
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類似品にはご注意を!

ギョサンのパイオニアだから言えること
マツシタ靴店が考えるギョサンとは

 最近、同業者さんや専門店さん、量販店さん、インターネットなど様々な形でギョサンが販売されるようになってきました。
 ギョサンを初めて本土でお取り扱いしたパイオニアとして、またギョサンの普及を目指す当店としては非常に喜ばしく思います。しかしながら、そのような状況に伴い「偽物?・本物?」とか「この形はギョサンじゃないのでは?」といった事を耳にするようになりました。

 

当店が考える「ギョサン」とは!?という見識を示してみたいと思います。

MADE in JAPAN (奈良県産)である。※

合成樹脂素材を使い一体成型機で抽出されたソールとアッパーが一体型のサンダル。

形状は鼻緒型が一般的ですが、ベンハー型やサンダル型も範疇とされる。

「安い」「丈夫」「滑りにくい」は絶対条件!

※既に外国製なども流通しているようですが直接肌に触れるものですので国内の基準で製造られたものをお選び下さい。

奈良県にある『森川ゴム工業所』・『丸中工業所』・『ニシベケミカル』の3社が製造。商品によってはRoHSの基準に満たしているものもございます。

当然の事ながら当店が「ギョサン」として販売しているものは全て「ギョサン」です。

当店ではお客様に安心して使用して頂く為、国内一流メーカーと協力体制の基、検査合格品のみを取扱っております。

国内の産業を守る上でもMADE in JAPANをお選びください。安心安全 当店のネットショップは↓こちらです。http://store.shopping.yahoo.co.jp/oda-matsu/